君と歩く世界
原題………De rouille et d’os
監督………ジャック・オーディアール
脚本………ジャック・オーディアール
トーマス・ビデガン
出演………マリオン・コティヤール
マティアス・スーナールツ
アルマン・ベルデュール
セリーヌ・サレット
コリンヌ・マシエロ
製作年……2012年
製作国……ランス・ベルギー合作
配給………ブロードメディア・スタジオ
「真夜中のピアニスト」「預言者」のジャック・オーディアール監督が、「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」のマリオン・コティヤールをヒロインに迎えて贈る愛と再生の感動ストーリー。事故で両脚を失ったシャチの調教師と粗暴なシングルファーザーの男が織り成す、愚直で不器用ながらも飾りのない魂の交流を力強い筆致で描き出す。共演に「闇を生きる男」のマティアス・スーナールツ。原作はクレイグ・デイヴィッドソンの2本の短編。それを1つの物語に再構成して映画化。
腕っぷしだけが取り柄の貧乏男アリは、5歳の息子を連れて放浪を続けた末、姉のもとに転がり込む。ある日、彼は用心棒をしているナイトクラブで他の客とトラブルになっていた女性を助けて自宅に送り届ける。その女性ステファニーは、観光名所のマリンランドで働くシャチの美人調教師。しかし、彼女はショーの最中に事故に巻き込まれて両脚を失ってしまう。絶望にうちひしがれ、心を閉ざすステファニー。ある時彼女はふと、かつてナイトクラブで助けてくれた男アリに連絡を取る。再会したアリは、脚のないステファニーをまるで気遣うそぶりも見せず、ステファニーはかえって気楽さを感じる。そして、いつしか彼の不器用な優しさに惹かれていくステファニーだったが…。
<allcinemaより>